キャンプグッズが防災に活用できる実例を紹介|防災対策

キャンプ

はじめに

いつ地震が起きてもおかしくない日本に住んでいると、自ずと防災対策が大切となってきますよね。最近では防災グッズも色んな種類が出ているので、自分に合ったものを選んで準備しているかと思います。

でも、その防災グッズ、災害時のみしか活躍しないと思うと、なんかもったいないなと思いませんか?これ、キャンプをやっている方だと、キャンプグッズがそのまま防災グッズとして応用できるんです!

この記事では、キャンプグッズが防災に活用できる例をお伝えします。

さなみ
さなみ

私は北海道に住んでいますが、冬に数日停電となった際にも、問題なくキャンプグッズで乗り切ることができました!

【自宅内】防災時に活用できるキャンプグッズ

ライト・ランタン

乾電池式や充電式のLEDライトは、光量も確保できるので、自宅内に何個か置けば生活に困らない程度に過ごすことができます。物によっては、スマホのバッテリーとして活用できるものもあります。またランタンについては、ランタンオイルなどがあれば、充電なしですぐに明かりを灯すことができます。

さなみ
さなみ

普段から、ライトの充電やオイルのストックを用意しておくことを忘れずに!

ガスバーナー・クッカーなどの調理器具

温かいものを食べられるって、なんだか安心しますよね。ガスバーナーやクッカーを用いれば、お湯を沸かしたり、簡単な調理ができます。材料があれば、30分前後でお米を炊くこともできるので、非常食に飽きた場合などには大助かりです。

ウォータージャグ

断水になった際などは、給水車から水をもらう必要があるかと思います。キャンプ用にウォータージャグを既に持っている人は、災害時にも活用することができます。100均などで、ビニールタイプのジャグも売っているので、場所を取りたくない方はこちらがおすすめです。

ポータブル電源

キャンプ場で電源確保のためすでに所持している方は、災害時にそのまま活用できます!

救急セット

一般的な絆創膏やガーゼ、消毒液に加え、常備薬を入れておくと、キャンプ時も防災時も使えます。キャンプをするけどまだ持っていないという方は、ぜひこの機会に準備をしておくと安心です。

灯油ストーブ

これは持っていない方のほうが多い(もしくは薪ストーブ派)かもしれませんが、個人的に持っていたのでピックアップしました。私はどちらかというと、「防災グッズとして持っていたものを、後からキャンプに応用した」という方が正しいのですが、結局は家の中でも外でも使えるよ、ということです。

特に寒い地域に住んでいる方は、冬の停電は命にかかわる問題なので、自宅に1台置いておくと安心です。ちょっと荷物にはなりますが、そのままキャンプに使うこともできますよ!

【避難所】防災時に活用できるキャンプグッズ

リュック

普段から、キャンプグッズの持ち運びに使用しているリュックがあれば、そのまま災害時にも活用できます。すでに衣服などを入れている方もいると思うので、応用すればそのまま避難所に持っていくことができます。

マットや寝袋

キャンプグッズには、持ち運びも非常にコンパクトなエアマットがあるほか、寝心地がよいインフレーターマット、断熱性があり安価なジャバラマットなどがあります。

避難所生活は場合によっては長くなるので、心も体も休めることが一番大切です。近年、段ボールベッドが普及していますが、それでも固く感じてしまう場合はあるかと思います。そのため、マットを一つ持っておくだけで、より快適に休息することができるかと思います。

寝袋もコンパクトに持ち運べるものが多いので、肌寒いときに追加できると安心です。

椅子

こちらは絶対必要なものではないし、「避難所にそんなものはもって行けない」と言われてしまうかもしれませんが、あえてピックアップしました。
筆者は避難所での生活は経験したことはありません。ただ、被災者の方を見ていると、地べたに座って日常を過ごしている方々を見ていると、きっと体も休まっていないのだろうと感じてしまうのです。
そこに腰をかけて座れる姿勢をとれるだけでも、疲労度は変わるのではないかと思います。

キャンプグッズでは補えないもの

どうしてもキャンプグッズだけでは補えないものがあるので、そちらは別で備えが必要です。

飲料水や食材

水はキャンプ場の炊事場で、蛇口をひねれば当たり前に出てきますし、食材についてもその都度調達していることがほとんどだと思います。なので飲料水や食材は、他の方々同様、まずは人数×3日分を準備しておきましょう。

さなみ
さなみ

カップ麺や缶詰などは、キャンプ飯としても活用できるので、ローリングストックにもぴったりです。

携帯トイレ

こちらも、キャンプ場の設備として既にあるものなので、自前で準備している方はあまりいないかと思います。なので携帯トイレなどを、防災用として別で準備する必要があるかと思います。ちなみに車を運転される方は、車にも何個か置いておくと、渋滞のときなど安心ですよ!

さなみ
さなみ

北国に住んでいると、ホワイトアウトなどで車が身動き取れないときもあるので、その時にも活用できます!

さいごに

いかがだったでしょうか。災害時に過ごす場所にもよりますが、キャンプグッズが色んな場面で活用できます。また、自分が普段使い慣れている物を使うことで、快適さの向上や安心にもつながります。

ぜひ防災の観点からも、日常からキャンプを楽しんでいただけたらと思います!

コメント

タイトルとURLをコピーしました